小泉校区青少年市民会議報告
小泉校区青少年市民会議報告 行事の趣旨・おもい
小泉地区は旧大原村(2200人)から近年は宅地開発などが進み住民はこの地区だけで8000人にのぼり地域として相応の規模になってきました。
そして小泉校区青少年まちづくり市民会議では、以下の5項目の方針を挙げ事業を行っています。1.地域の伝統的行事や自然に親しむ機会をつくる2.青少年の意見や考え方を聞く機会をつくる3.校区内の環境浄化に努める4.関係機関・組織等と連携を密にし、共催や支援をする5.地域活動を掘り起こし、PRに努める

古い行事に目を向け、伝統などを重んじ行事を行っていきたい。小泉公民館などが主体となって古いまつりの研究のなどを行ってゆくことが重要と考える。
・大念仏:1890年代頃より当事流行った疫病などの厄払いとして始まり町内ごとに子供達が夕刻より10日間提灯を掲げて町内から町内へ巡る。
町づくり市民会議としては各町内のバックアップをしてゆきたい。

小泉校区青少年市民会議報告2
小泉校区青少年市民会議報告2 行事の組織形態
小泉校区青少年まちづくり市民会議の推進委員以外に会長委嘱委員の方にもご尽力頂いております。
行事を行っていく際の問題点
行事の時期が学校・公民館・町内などで重なるケースがあり、各団体で調整を図っております。
今後の展望
現状、行事やまつりなどに携わってくださる地区在住の方は多くいる。しかし今後については参加者側・役員側の不足などが懸念されますので発展より行事・まつりなどの維持が重要。
「上げ馬」・「花馬」などの地元池原神社の伝統行事を見直していきたい。同時に大原の伝統なども残していきたい。
他の地域で同じような活動を行っていらっしゃる方へ
小泉地区は昔より助け合いの精神があり、様々なまちづくり活動に積極的に携わる方が多い地区です。またこの野球をはじめとするスポーツが盛んな地区であります。幼少のころから地区またはグループが密接に関わり(交わり)縦と横のつながりが幼少期のころより育まれています。ゆえに成長し大人になってもこの地域を愛する心を持った方が多いと思います。
また進学してこの地区を離れた出身者の活躍などを盛り上げるため垂れ幕などを掲げ、地区全体で祝福しております。

池田校区市民会議報告(池田町屋の自然を育む会)
池田校区市民会議報告(池田町屋の自然を育む会) 行事の趣旨・おもい
(財)池田町屋公民館として私設公民館としてまちづくり市民会議・公民館・区のから成り立ち独自に地域に根ざしたまちづくり活動を展開している団体で歴史は古く昭和22年から続いています。元来宿場町として池田町界隈は住民のまとまりが強く地域活動は積極的に行われて来ております。住民活動はすべてボランティアでまかなわれそれだけに住民意識は高いものがあります。
行事の組織形態
役員(理事)各町内より選出されております。
行事を行っていく際の問題点
子供が減少するなか参加人数などの減少が懸念される。
住民意識が希薄になってきている為、より町内やまつりなどの行事に参加を呼びかけが必要。

池田校区市民会議報告(池田町屋の自然を育む会)2
池田校区市民会議報告(池田町屋の自然を育む会)2 今後の展望
次の世代を担う子供たちへの道徳教育を意識した事業を展開(自然を育む会)
(例)ビオトープ: 住民自身で整備を行った里山を再現し自然を舞台にした実験・交流の場
まちへの愛着心を育むための活動
(例)池田みちくさMAP:調査・製作などもすべて住民でつくりました。
(例)郷土資料館:昔の農具や古文書など、まちの宝や歴史を伝える貴重な財産を一箇所に集め展示し、まちの文化や歴史を知る資料館として開館。 
「作品展」では幼稚園から99歳のお年寄りまで参加している。
他の地域で同じような活動を行っていらっしゃる方へ
「自然を育む会」などは各種団体のかたの協力と地元地域の材料や廃材などを用い製作など大人・子供たちで作り上げました。おかげさまで実践の場として皆様に利用していただくことが発展し県のサポートや学校との連携も深まりました。

多治見宮太鼓報告1
多治見宮太鼓報告1 *行事の内容
  地域にある様々な伝統的な文化を見直し、継承していけるような活動を行う  1番大きいものとして8月第二週に行う、共栄校区のお祭り、夏の間に3つの  行事を開催。

*行事の趣旨・おもい
  地域文化を見直し継承することにより、その地域の大切さを再認識する。子  供たちが、その1日の為に戻ってくるような行事を行いたい。
  
*行事の内容および組織形態
  18年前に15名で青年団を設立したものの、区からはあまり認められなかった  お手伝いなどをした町の行事が成功したり、夏まつりを自力で行うようになっ  て、次第に認められるようになった。その後共栄校区で夏祭りを確立し、現在  ではたじみ祭りやござっせにをはじめ各地のまつりにかかわっている。小名田、 大原、大藪、池田、精華、下石にそれぞれ50名ほど太鼓やおどりの練習をして いるメンバーが居る。週二回ほどの練習を行い、行事の時には各地から参集ま  す。ドイツの5つの市から招待状をもらい、3月に30名程で訪独をする、キュ プスとのコラボレートの打ち合わせも行う。主として当初の15名で運営に当  たる、補助金と運営側で費用負担をしている。夏休みに高校生が太鼓を習いに来 る、太鼓だけではなく、この機会に祭りと政についても話をして、意識を高める ようにしている。小学校4,5,6年、中学校2,3年に学校の授業の中で太鼓を 教えている、その際も太鼓以外の文化・歴史についても伝えている。

多治見宮太鼓報告2
多治見宮太鼓報告2 *行事を行っていく際の問題点
おどりの派手な部分がクローズアップされ、人数と活動内容は増えていため、そこに活動が集中しがちになる、当初考えた活動の目的を達成できているかどうか心配なため、三年ほど前から活動の再確認を行い、本質を見直すように心がけている。常に後ろを振り返りながら前進するように気をつける。
*今後の展望
運営の人数をもっと増やしていくことが大切。地域の伝統的な行事を復活して、地域の活力となるようにしたい。

精華校区青少年まちづくり市民会議報告 1
精華校区青少年まちづくり市民会議報告 1 *行事の趣旨・おもい
「家庭・地域における青少年の健全育成に対する役割を意識し、地域の子どもは、地域で守るという意識のもと、地域に密着した文化活動、行事等を通じてふれあい、地域社会の活性化を図る」を趣旨として、県のモデル校区として30名位でスタート。現在は自主的な運営がなされ、市交付金、区協力金、資源回収等で資金調達をして、県内でもめずらしい行政主導(事務局等)でない活動ができている。
*行事の組織形態
現在は132名のスタッフで、交流・文化・福祉・環境の4推進委員会と、IT広報室が、それぞれの推進委員会(各・25名)ごとに、年間2〜3の行事を企画運営している。

精華校区青少年まちづくり市民会議報告 2
精華校区青少年まちづくり市民会議報告 2 *今後の展望
@中学生に企画の段階から参加してもらい、行事に興味をもってもらう
Aトップ人事の世代交代を視野にいれ、準備してゆく。
B定年後の、時間に余裕ある人達に参加を呼びかける。

*他の地域で同じような活動を行っていらっしゃる方へ
@学校・PTAとの連携を密にし、若い世代の参画をしてもらうため、小学校PTA会長・母親委員長がOBになると、毎年推進委員会に入ってもらうルートが出来ました。
A4月最初の日曜日に説明会を行い、組織、行事の説明をし、それぞれ希望の委員会を選択してもらうようにしたところ、皆さんの協力を得られるようになった。
B各委員会の委員長に権限を持ってもらい、委員会の自主性を重んじて活動してもらう事によって委員会がお互いに刺激しあい、より活動が活発になった。この事が精華の市民会議が伸びた一番の理由であると思う。
C町内会の青少年委員さんに、任期一年で参加していただき。一年後以降も残って、各委員会の継続推進委員になり、組織の中核になってもらう方法を採っています。又、会員を指導するのに10年かけて、経験とノウハウをつかんでいただく。今後の展望は、中学生を企画の段階から参加させて行事に興味をもってもらう。そして世代交代(役員)ができればベスト。